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Leica RTC360
4D-LABのメイン3Dレーザースキャナーの機種名。
スペック一覧
■一般
3D レーザースキャナー 全天球カメラ搭載高速3D レーザースキャナー、リアルタイム レジストレーション機能用VIS (Visual Inertial System) 搭載
■パフォ-マンス
データ収集 < 2分フルドームスキャン、6mm@10m 解像度の全天球 HDR 画像取得
リアルタイム レジストレーション 慣性計測ユニットが組み込まれた VIS による計測点間のスキャナーの位置をリアルタイムにトラッキングして自動点群アライメント処理
ダブルスキャン 移動物体の自動排除
点検・調整 現場でターゲット無しで角度パラメータをチェックする
■スキャニングシステム
距離測定 高速タイムオブフライト方式のレーザー、ウェーブフォームデジタイジングテクノロジー(WFD) 搭載
レーザークラス 1 (IEC 60825-1:2014)、1550nm (不可視)
スキャン範囲 360° (水平) / 300° (鉛直)
測定範囲 0.5 m ~ 130 m
スキャンスピード 最大 2,000,000 点 / 秒
スキャン密度 三つの設定選択肢(3/6/12 mm@10m)
精度* 測角精度 18”
距離精度 1.0 mm + 10 ppm
3D 座標精度
1.9 mm @10 m
2.9 mm @20 m
5.3 mm @40 m
レンジノイズ* ** 0.4 mm @ 10 m、 0.5 mm @ 20 m
■イメージングシステム
カメラ 36 MP 3 カメラシステムが 360° x 300° 全天球画像に重ね合わせた 432 MPx 生データをキャプチャ
速度 1分(あらゆる明るさの条件下で全天球HDR 画像 )HDR 自動、5 ブラケット
■ナビゲーションセンサー
VIS (Visual Inertial System) 直前と現在の器械の相対的位置をリアルタイムに追跡
チルト補正 IMU ベースによる精度: 18“ (+/- 10° 以内の傾きで直立または倒立に設置した場合)
追加センサー Altimeter、Compass、GNSS
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デジタルツイン
2Dの紙図面や写真では表現できない立体(奥行)を3Dレーザースキャナーは可視化してくれます。 計測対象物は あるがまま、現物と同じものがパソコンの中に現れます。
つまり、3Dレーザースキャナーで計測すると1/1スケールでリアルをサイバー空間で再現できるのです。
言葉 デジタルツイン*
リアル空間にある情報を計測し、送信されたデータを元にサイバー空間でリアル空間を再現する技術である。現実世界の環境を仮想空間にコピーする鏡の中の世界のようなイメージであり、「デジタルの双子」の意味を込めてデジタルツインと呼ばれる。
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3Dレーザースキャナー
3Dレーザースキャナーは大きく3つに分類することができ、“地上型3Dレーザー”、“航空レーザー”、“MMS(モバイルマッピングシステム)”となっています。
近年では`iPhoneに搭載されたものも発売されています。
計測原理はスキャナーから照射されたレーザー(光)が対象物にあたり跳ね帰ってくる時間から距離を計測します。同時に3Dレーザースキャナーに搭載された分度盤で照射角度を計測します。 距離と角度から対象物のX,Y,Zの3D座標を算出します。
4D-LABが使う3Dレーザースキャナーには3D座標と同時にパノラマ写真の撮影も行えます。
パノラマ写真を付加することでX,Y,Z座標に色情報(RGBカラー)を追加でき最終データはカラー点群によるリアリティーあるデータとなります。
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ロゴの三角形
”ペンローズの三角形” をモチーフにした弊社のロゴです。
この三角形は3次元の物体として具現化させることはできず、3次元多様体と言われています。
つまり2Dであり、3Dでもある不思議な三角形です。
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4D LAB フォーディーラボ
弊社の屋号です。
3D(X,Y,Z)に時間(T)をプラスし、4D(X,Y,Z,T)としました。
日本語にすると四次元研究所。何やら不思議系の雰囲気になってしまいますゆえ英語読みのままフォーディーラボとしました。